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水源地・道志の森づくりと林業の復活に向けて! シンポジウムを開催しました

 

2014年3月30日(日)、道志村で山主さんや村民の方に向けたシンポジウムを開きました。

 

・道志村地域おこし協力隊 大野航輔さんのパネル報告のようすはこちらです。

・当日の内容をブログで報告しています。

 

水源地道志村と横浜をつなぐ森づくり交流会

山梨日日新聞に記事が掲載されました

10月13日(日)、14日(火)の道志・森づくりフェスについて、山梨日日新聞10月14日朝刊に記事が掲載されました。

道志・森づくりフェス *道志村の山林について考えよう!

道志村で休日を満喫しませんか?

自然に親しむ盛りだくさんのメニューを考えています。

 

主会場:木の駅どうし

日時:平成25年10月13日(日)、14日(月)10:00-16:00

 

◆おもなプログラム

間伐体験、ロケットストーブづくりワークショップ(要予約)、しょうゆしぼり機展示、木工展示、空撮上映etc.

 

日経新聞電子版 記事が掲載されました

NPOに地域おこし協力隊が加わりました

2013年4月から、NPO法人道志・森づくりネットワークに「道志村地域おこし協力隊」のメンバーが加わりました。「地域おこし協力隊」とは、総務省が2009年からおこなっている事業です。豊かな自然や文化に恵まれた地域で生活し、地域の発展に貢献したいという都会の人たちのニーズを背景に、人口減少や高齢化が著しい地方に人材を派遣し、その定住・定着を図ろうとするもの。

この制度を利用して、道志村には4月からこれまでに4名の若者が移住し、そのうち3名がNPOに加わりました。

林内作業車「やまびこ」を使用した木材搬出、薪ボイラーの視察対応、イベントの企画や広報活動など、NPOの一員として精力的に活動しています。(2013.7.17)

「森林再生シンポジウム2013(基調講演:養老孟司氏)」を開催します!

森林再生シンポジウム2013

主催  :道志村・道志森林再生協議会

日時  :2013年1月29日(火)13:30〜16:30

会場  :ワークピア横浜2階「くじゃく」

   (横浜市中区山下町24−1※山下公園前、県民ホールとなり)

参加費 :無料

参加対象:企業、団体

定員  :100名(応募多数の場合は抽選)

 

【参加申込書に必要事項を御記入の上、メールにて以下へ宛先にお送り下さい。】

参加申込書データ:参加申込書(左の文字をクリックして、データをダウンロードして下さい)

メール宛先   :doshi.morinet@gmail.com

申込期限    :1月16日(水)17時まで

 

基調講演「豊かな水源と暮らす文化・くらし」養老孟司氏

森林再生について独自の視点から提案を行うなど、環境問題に深く関わりを持ち、国や市民と連携して活動を推進。

日本の国土を66%を占める森林を上手に活用しつつ、豊かな森林を継続する日本の文化と里山の暮らし。現代に

生きる知恵についてお話頂きます。

 

 

 

山は荒れている

平成23年台風12号により地すべりを起こした山の斜面
平成23年台風12号により地すべりを起こした山の斜面

人工林の多くは40~60年経ち伐期を迎えたにもかかわらず放置され、荒れた山肌に見た目の大きさとは違いその貧弱な根によってなんとかもちこたえている状況にある。ひとたび大雨・地震などの自然災害に見舞われれば、浅く延びた根とともに山肌をすべりおち、我々の生活をおびやかす脅威となる。こういった観点からも森林整備の大切さを伺い知ることができるのである。

 

どうし木の駅に間伐材出荷はじまる。

平成23年12月18日、間伐材の循環する村づくりの目玉の一つである木の駅どうしのデモンストレーションが、国道沿いの仮土場において始まった。当日は道志の湯の薪ボイラーへ供給されるC材と呼ばれる小径木を積んだ軽トラックが10台ほど、納品の列をつくった。   

今後、様々な目的・市場への流通の拠点となる木の駅どうし、大いに期待が寄せられる。

 

林内作業車やまびこの威

林内作業車やまびこ。地形的に大型の機械の導入がむつかしい道志村に置いてもっともニーズにあった小型の作業車である。運搬はもちろんワイヤーと組み合わせて強力なウインチとしてもつかうことができる。人力による作業が多い林内において、作業者の肉体的負担を軽減し作業効率を高め、事故を軽減する。今現在はその都度レンタルしているが、その費用もかさむ。今後の展開を考えたうえで、村への導入は不可欠となるだろう。


 

ポータブルウィンチと軽架線

林内作業で伐倒した木材の集材に威力を発揮する。ワイヤーに吊り下げられた木材を小型エンジン付きのウインチで牽引する方法である。林内作業車やまびことともに道志村の山林にもっとも適した道具のひとつ。

 

 


行政にできること(路網整備)

山林の整備にあたってまず何より重要なのが、路網と呼ばれる作業道の整備である。いわゆる林道を幹線として、そこから山の奥へと延びる。伐採された木材の搬出路として、または林内作業車進入経路としてなくてはならない道路である。こうしたインフラ整備は行政の力なくしては成し得ず、速やかな体制づくりとともに期待したい

 

228日 横浜シンポジウム

平成24年2月28日横浜市で「間伐材の循環する村づくり」と題し、シンポジウムが行われた。(株)ライフ・カルチャー・センター代表 澤登信子氏による基調講演「森林資源を活用して中山間地のくらしを豊かにする」、その他パネルディスカッションも行われ100名以上の参加者により非常に充実したシンポジウムとなった。今後もこうしたシンポジウム等によりネットワークが広がり、様々な理解が深まることを期待したい。